総合コンサルティングによる開発協力で国際貢献をめざす
株式会社レックス·インターナショナル
コンサルティング分野は都市・地域開発、国土計画、農業・農村開発、コミュニティ開発まで多岐にわたります。どの分野においても、開発プロジェクトの上流である政策決定から下流となる現場での技術移転まで、現地の人々の立場に立って総合的なサポートを行えることを武器としています。
農村から国家まで、その地域の人々の暮らしと社会の発展を目指します。
都市・地域グループは、国、地域、都市、地区、村などの異なるレベルにおけるコンサルティング・サービスを行っています。広域から特定の地区まで、我々のコンサルティング・サービスの最上位の目標は、その地域の持続可能な発展です。
持続的な発展を達成するために、我々は経済、社会、環境の広い観点から地域の将来像を検討し、最も望ましい将来像を提案いたします。
将来像の実現へ向けて、多くのセクターと地域住民・関係者の知見を統合する必要があります。レックスの強みは、複数のセクターの方針と地域関係者の考えを総合的に調整し、将来像を描くことです。
都市・地域グループにおけるコンサルティング・サービスのキーワードは、以下のとおりです。
持続的な発展を実現するうえで、地域の将来を担う人材の育成は欠かせません。都市・地域グループは、コンサルティング・サービスを通じて、地域住民、関係者の能力強化に貢献しています。
地元農民と共にサブサハラアフリカ地域の食糧・栄養不足に挑みます。
当該地域の国々では、長年に亘り、食糧需給バランスが悪化し続けており、および一人あたりの食糧供給量が減少しています。この状態を放置すると、食糧安全保障が脆弱になり、食料の輸入に多くの外貨を使用しなければならなくなるため国の財政状態が悪化し、健全な発展が阻害されます。一方、アフリカ地域の食料輸入量が増え続けると、国際穀物市場が急騰する危険性が増し、貧富の格差が広がり、世界の社会経済にも影響を及ぼすことになります。これらのリスクを回避するため、当地域の生態環境に適合するコメ増産の必要性、重要性が確認されています。
以上のニーズを背景に、私たちは、過去10年以上にわたり、主にサブサハラアフリカ地域の稲作振興を支援するため、生産性向上のための技術開発とその普及強化を支援する業務に携わって来ました。稲作は日本の伝統的文化ですが、環境が異なれば、その方法も異なり、日本の技術をそのまま移植できるわけではありません。現場に赴いて稲作の実態を見つつ、農民の声を聞き、現状を理解した上で、問題を整理し、社会経済状況を勘案しながら、彼らに受け入れられる稲作技術や普及方法を慎重に吟味していく、根気の要る作業が必要です。
私たちは、今後も引き続き、当該地域の稲作振興支援を継続していきますが、従来の分野のみならず、農民レベルで可能な水田環境改善技術や簡易な農業機械化、保険・金融、さらにはコメの加工・流通等にも取り組み、コメのバリューチェーン全体を扱えるよう、業務の多様化を図っていきたいと考えています。
地球上のみんなが幸せの実感を得るために
途上国における民間開発の投資を推進する組織です。
開発投資推進室は、途上国における「地域づくり・人づくり・組織づくり」を通して、豊かな社会を実現するという高い志を持っています。社員自らを絶え間なく革新する挑戦意欲、高度な専門性と環境変化に対応する自律性、世界の多様な発想や経験から学ぶグローバルな視点、日本の他業種及び途上国の顧客や企業と協働する許容力。これら情熱と志を持ったプロフェッショナルな集団が新しい価値観を創造してゆきます。
開発投資推進室は活動の3つの柱を軸に活動を推進しています。
私たちは、太陽光発電等の自然エネルギーによる温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価しています。取引可能なクレジットを発行する制度へ移行するための支援を行い我が国の削減目標の達成に貢献すると共に、民間企業のエネルギー事業をサポートします。
私たちは、地球環境と社会課題を考え、社会の発展と人々の豊かなくらしをビジネスの展開により実現するため、企業が新しい価値を創造し提供することを支援します。また「ソーシャルビジネスによる貧困削減」を目指します。
私たちは、中小企業の優れた製品や技術を途上国の開発に活用することで、途上国の開発課題の解決と、日本の国内経済の活性化を目指し、中小企業の海外展開の準備を支援します。