社員紹介

河村 陽二さん(コンサルタント事業部)

河村 陽二さん(コンサルタント事業部)

キャリアパス

19歳 金沢大学入学。在学中にバックパッカーを経験
24歳 地方自治体(県庁)に就職。土木技術職員として10年間勤務
33歳 橋本強司社長の著書「開発調査というしかけ」に感銘を受けて転職を決意
34歳 レックス・インターナショナルに入社

これまでの主な担当プロジェクト

・ミャンマー南東部の地域総合開発計画
・イラン・ゲシュム島の地域開発計画
・スーダンの水資源管理能力強化プロジェクト

<大学時代>

大学の友人の間でバックパッカーが流行しており、その頃好きだった作家・沢井耕太郎さんの小説「深夜特急」の主人公のような感覚で旅に出ようと思い立ちました。初めは軽い気持ちでしたが、マレーシアでストリードチルドレンや物乞いをする人たちを目の当たりにし、日本とかけ離れた光景に衝撃を受けました。もともと子どもが好きなので、行く先々の子育てや教育環境にも目が行くようになり、開発途上国の子どもたちのための支援をしたいと思うようになりました。

<県庁時代>

業務の中心は公共事業全体のマネジメントでした。計画、調査、設計、工事といった一連の流れを把握しながら、全体を調整・管理する力に加え、地元住民との折衝用地交渉を通じてコミュニケーション能力も鍛えられました。10年間働く中で国際協力業界で働く自信が付いたため、転職を決意しました。

<現在>

入社して最初に携わることになったミャンマー南東部の地域総合開発計画プロジェクトは、現在、最終段階を迎えています。コミュニティー開発のための、電化、給水、学校建設など約15件のパイロット事業の統括を担当していますが、県庁時代に年間数十件もの公共事業を回していた経験が役立っていると感じます。学校が完成した時の子どもたちが喜んでいた姿は忘れられません。

※『国際協力キャリアガイド2017-18』より転載

ソラ・アントワーヌさん(コンサルタント事業部)

ソラ・アントワーヌさん(コンサルタント事業部)

キャリアパス

23歳 フランス・ボルドー第3大学の都市計画・国土整備学院で修士号を取得。来日して東京大学で地域資源計画論に基づくまちづくりの技術補佐
25歳 国内向け建設コンサルタント企業で都市計画に携わる
28歳 開発コンサルタント企業に就職、ODAのインフラ案件に従事
30歳 レックス・インターナショナル就職。現在、イランの地域計画案件に従事

※『国際協力キャリアガイド2016~17』より転載

来日10年、自己研さんを続ける

2006年に来日し、今年で在住10年目になります。母国フランスの大学で都市計画を学び、修士号を取得しました。昔から異文化に触れることや外国語を勉強することが好きでしたが、当時は国際協力の分野は意識しておらず、こうして日本で腰を据えて働くことも予想していませんでした。
来日したての頃は、片言の日本語しか話せませんでしたが、都市計画という専門性が武器となり、大学のまちづくりの研究室で技術補佐をする機会に恵まれました。日本語も上達し、滞在を延長することを決めた後は、国内向けの建設コンサルタント企業に勤務し、都市計画の実務に携わるようになりました。
国際協力の分野に出会ったのは、本格的に働き始めた前職時代です。都市計画の専門知識と語学力を生かして、海外業務に携わりたいという思いからその会社に就職し、政府開発援助(ODA)のインフラ事業を中心とした業務に携わりました。

その後、2013年に現在のレックス・インターナショナルに転職。自分の専門分野でODA案件に携わりたいという思いがかない、さまざまな国の地域計画や都市計画の案件を担当しています。
現在注力しているのは、イラン南部ゲシュム島のマスタープラン策定です。天然資源と自然環境が豊かな同地では、「開発」「自然保全」「伝統社会の継承」の均衡ある将来計画が課題となっています。プロジェクトでは、環境面・社会面・経済面を考慮した3つの開発シナリオを設定し、地理情報システム(GIS)を用いて各シナリオに応じた空間構造と環境影響を分析。その結果から、現地の開発、環境などの関連部局の職員らと開発方針を議論しています。

近年は開発途上国の技術水準が上がり、日本はより高度な技術を提供することを求められています。技術移転を続けるためには、自分自身の能力向上が欠かせません。

奥山 洋大さん(コンサルタント事業部、農業・農村開発グループ)

奥山 洋大さん(コンサルタント事業部、農業・農村開発グループ)

キャリアパス

23歳 千葉大学園芸学部園芸経済学科を卒業
26歳 千葉大学大学院園芸学研究科環境園芸学専攻修士課程を修了
27歳 同博士課程在学中に青年海外協力隊に参加。長期派遣としてセネガルで活動
30歳 帰国後、レックス・インターナショナルに入社。

※『国際協力キャリアガイド2015』より転載

自分なりの「方法論」見つけたい

セネガルやシエラレオネで持続的な稲作生産を支援する国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトに取り組んでいます。現地の農業普及員や篤農家に対して技術指導を行い、一般の農家に対する技術普及を目指しています。もともと途上国の開発支援に興味を持ったのは、農業普及員の父親が青年海外協力隊のOBだったためです。幼い頃から海外での生活や農業に関する話を聞くうち、途上国開発、中でも農業分野の支援に興味を持つようになりました。
そこで、千葉大学園芸学部に進学。園芸経済学を専攻したのは、高校時代に読んだレスター・ブラウン氏の著書に感銘を受けたことがきっかけです。食糧問題や環境問題など農業と深くかかわる課題について統計を使って体系的に分析することに関心がありました。

念願の協力隊に参加できたのは、大学院在学中。短期派遣としてウガンダで2カ月間、農家の経営調査を実施。続いて、同じ地域で1カ月余り、人尿を使った野菜栽培を支援しました。さらにその後、大学院博士課程在学中に長期派遣として、セネガルで主に稲作栽培の支援や技術普及に取り組みました。
レックス・インターナショナルへの入社は、この活動に取り組んでいた頃、セネガルの活動現場で現在の上司と知り合ったことがきっかけです。大学時代から開発コンサルタントの仕事に興味を持っていましたが、実際に現場を目の当たりにし、思い描いていたイメージと重なる部分が多いと感じました。そこで帰国後、入社を決めました。

現地の農家と一緒になって仕事をしていた協力隊当時に比べ、コンサルタントとして働く現在は、農家だけでなく、現地の自治体や政府の職員、援助関係者など幅広い立場の人達と一緒に、州や県単位のより大きな仕事ができる手応えを感じています。もちろん、そのぶん成果も求められますから、プレッシャーも感じますが、仕事を共にする同僚やチームのメンバーから刺激を受けたり、新しい発想が生まれたりすることが大きなやりがいや満足感につながっています。

「途上国」「農業」「持続性」をキーワードに、より多くの人の満足度を高めることができるような自分なりの方法論を作り上げることが目標です。今はまだ、忙しさから短期的な視点に陥ってしまうなど直すべき点もありますが、いずれはプロジェクトチームの「総括」として事業をマネジメントできるような能力を身に付けたいと考えています。