事業実績

SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」及び13「気候変動に具体的な対策を」に貢献

キューバ国統合水資源管理のための能力強化プロジェクト

キューバ国統合水資源管理のための能力強化プロジェクト

限られた水資源を有効に活用するための統合水資源管理

プロジェクト対象地域では、生活用水および農業用水として地下水が広く使用されている。しかし、地下水位の低下や塩水化が発生しており、気候変動による将来のリスクを考慮した対策により、限られた水資源を対象地域全体で効率的に利用する必要がある。本プロジェクトでは、水資源庁、流域委員会、及び農業省の体制と能力の強化を通して統合水資源管理の推進を支援する。

対象国 キューバ国 対象地域 アルテミサ県、マヤベケ県、及びハバナ県から選定した帯水層区域
プロジェクト期間 2023年5月〜2028年1月 技術サービスの種類 技術協力プロジェクト
現地協力機関 水資源庁、企業経営組織-水管理ビジネスグループ、農業省 発注者 国際協力機構(JICA)
受注形態 元請(共同企業体の幹事会社) 対象地域の面積と人口 8,475㎢、303万人(2022年時点)
担当業務 業務主任者/統合水資源管理/水ガバナンス、制度/組織/ステークホルダー連携2、社会/経済

プロジェクトの成果

・流域委員会の体制と能力の強化
・統合水資源管理に資する流域/帯水層でのモニタリングシステムの強化、及びその関連能力(データ分析、活用等)の強化
・広域水資源管理計画の改訂
・農業セクターと水セクターの連携強化