事業実績

多文化社会と脆弱な環境を支えるコンパクトで持続可能な都市形成

モーリタニア国ヌアクショット市都市開発マスタープラン策定プロジェクト

モーリタニア国ヌアクショット市都市開発マスタープラン策定プロジェクト

プロジェクトの背景・目的

ヌアクショット市は、1960年代後半にモーリタニアの首都として設立されて以来、特に国内の干ばつにより農村部の貧困が深刻な状況になり、首都であるヌアクショット市への人口集中が急速に進行した。急激な人口増加により、低密度な市街地が無秩序に形成され、郊外にはスラムが形成されている。一部の規制市街地では、低地での浸水、砂漠化の進行など自然の脅威にさらされ、都市の持続性が危ぶまれている。ヌアクショット市民の生活は、インフラ整備や社会サービスが追いつかず、深刻な状況に陥っている。

対象国 モーリタニア国 対象地域 ヌアクショット市
プロジェクト期間 2016年11月〜2018年10月 技術サービスの種類 マスタープラン策定
現地協力機関 住宅・都市・国土開発省 都市開発局、経済財務省、ヌアクショット市協議会 発注者 国際協力機構(JICA)
受注形態 元請(共同企業体の幹事会社) 対象地域の面積と人口 面積:約1,132㎢、人口:約958,399 人(2013 年)
担当業務 総括/都市計画1/持続可能性分析1、副総括/都市計画2/持続可能性分析2・土地利用計画1、公共施設計画3(公共公益施設)、都市排水/下水、社会経済フレームワーク/経済開発、業務調整/社会調査、環境社会配慮2(SEA)/広報

プロジェクトの成果

このプロジェクトは、住宅・都市・国土開発省(MHUAT)とヌアクショット市協議会(CUN)の人的および制度的能力を構築する一方で、都市マスタープラン(SDAU: 2040年にヌアクショット市の全領域を網羅するSchémaDirecteur d'Aménagementet d'Urbanisme)と、都市の最も困難な地域を対象とした地方都市計画(PLU:Plan d'Urbanisme)を計画しています。

― プロジェクトのアプローチ

・関連する全てのコミューンでのパブリックコンサルテーションや、インターネット上での共同プラットフォームの設置などによる参加型アプローチ
・機能的な都市計画文書の作成と、その信頼性の確保
・持続可能な都市開発と戦略的環境評価(SEA)のコンセプトを採用するプロセスと計画プロセスの一事例とすること
・過去から現在までに実施された事業や研究の成果を踏まえて、マスタープランとの整合を図る

土地利用計画のGISツールは、意思決定プロセスのスピードと品質を改善するために使用されます。