事業実績

ガンビア国 農業アドバイザー業務

プロジェクトの背景・目的

ガンビア国の農業は、同国GDPの約30%を占め、農村人口の約70%が農業畜産業に従事するなど、ガンビア経済において重要なセクターである。他方、栽培技術の普及や近代的な農業投入資材、金融へのアクセスの不足により、生産性は低く、また農村部から都市部や国外への若者の流出による人手不足の課題にも直面している。
農業生産性向上による経済開発及び農村部の収入向上による人口流出阻止のために、ガンビア政府は2018年に「農業普及政策」を策定した。同政策において、ガンビア国内にある25の農業普及所は農業普及サービスの中心的な提供機関としての機能を期待されているが、設備の老朽化や農業普及員の能力不足により、十分にサービス機能を発揮できておらず、活用促進が必要である。
本調査は、農業普及所の再活用に向けた方針策定の支援、ガンビアの農業・農村開発セクターに係る情報収集・分析の実施、これを踏まえた、農業省の政策立案・実施能力の向上を目的としている。

対象国 ガンビア 対象地域 アフリカ
プロジェクト期間 2020年12月〜2022年12月 技術サービスの種類 協力準備調査
現地協力機関 発注者 国際協力機構(JICA)
受注形態 元請 対象地域の面積と人口
担当業務 農業アドバイザー